スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリーを含むはてなブックマーク| はてなブックマーク - スポンサーサイト
兵頭二十八『「日本国憲法」廃棄論』を読む
平成の軍学者・兵頭二十八先生が新刊を出されましたのでご紹介します。

草思社刊『「日本国憲法」廃棄論』1600円

今年の3月に出されたご著書ですが、今日ようやく読了しました。

本書では占領下における<憲法押し付け過程>について、最新の知見が詳述されています。

ちょうど今年の参院選で、安部自民党は憲法改正を争点に加えるとされています。先日は産経新聞社も新憲法案を発表しました。いよいよ、憲法について議論を深め、現実のものにしていかねばなりません。

憲法改正・新憲法制定については様々な議論がありますが、兵頭先生は「無効確認・復元改正論」に近いお立場です。現憲法(と呼ばれている文書)は国会で成立無効を宣言し、帝国憲法の改正条項から改正すべき、ということです。先生は帝国憲法の欠陥についても解明され、より改正を容易にせよ、という趣旨です。

そもそも、現憲法を全面改正することは、現憲法の規程に従う限りできません。自民党の憲法草案も絵に書いた餅です。前文を含め全面改正するには、いったん廃棄=成立無効の確認を行うしかありません。現下の日本は、直接間接の侵略に晒される非常事態です。しかも日本を守るという建前で占領を続ける米軍が、また自国の都合で撤収の準備を進めています。まずわれわれは米国のフィルターを通さずに世界を見、世界に対面せねばなりません。幸い、本書によって<なぜわが国は、自衛権を否定するような珍妙な憲法典を押し付けられたのか>その理由を知ることができます。

私は今後の人生を「日本独立運動」に費やす上で、戦後日本を研究せねばならないと考えていました。そのために幾つかの書籍にもあたっていました。その中で兵頭先生の新刊はまさに暗部を光で照らす快著でした。ぜひ本書を一人でも多くの方にお読みいただきたい。あなたの疑問を解き明かすこと、請け合いです。
| 本の山 book review | 10:05 | comments(1) | - | pookmark | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリーを含むはてなブックマーク| はてなブックマーク - 兵頭二十八『「日本国憲法」廃棄論』を読む
『ぼくらの祖国』 青山繁晴著
評価:
青山 繁晴
扶桑社
¥ 1,680
(2011-12-28)

皆さんこんにちは!福岡の本山たかはるです。

私は昔から本の虫で、どんなに忙しくても読書をします。しかしなかなか感想を書くというところまで至らないことのほうがどうしても多くなります。これからはできるだけ感想をこのブログに記して行こうと思います。

つい先日、青山繁晴氏の『ぼくらの祖国』が扶桑社より刊行されました。青山繁晴氏のことを初めて知ったのはYoutubeの動画でした。氏の十八番とも言うべき、「硫黄島(いおうとう)」に関するお話でした。硫黄島は東京都小笠原村に所属する島で、クリント・イーストウッド監督による映画『硫黄島からの手紙』でも知られています。(映画では「いおうじま」とルビ)

それ以来、青山氏の出演するインターネット番組を頻繁に視聴するようになりました。とくにチャンネル桜の番組はいつも更新を楽しみにしています。一度動画をご覧いただければわかりますが、とにかくこの人は熱い。番組では視聴者からの質問に同氏が答える形式をとっていますが、どんな質問にもまっすぐ真剣に答える。動画からその誠実な人柄が伝わります。

青山繁晴氏は昨年大病を患いましたが、全快を待たずに単身、福島の原子力発電所に乗り込みました。東日本大震災直後、専門家がだれも行きたがらない中、氏は原子力防護の専門家としてその責任を果たすために、まさに日本国民を代表して現場へ向かったのです。

このエピソードからもわかるように、青山繁晴氏は徹頭徹尾「行動派」であり、知行合一の人です。私は氏の生き方に心から共感し、また氏を心から尊敬する日本人の一人です。このような人を同時代にもてたことに誇りを感じます。福岡県でも何度か講演されていますが、いずれも行けませんでした。いつの日か直接お話を伺いたいと熱望しています。

さて、著書の内容はこれまで青山氏がYoutubeやブログで発信して来た内容と重なっています。しかしこれほどに、一頁一頁から、またその行間から、強い想いを感じさせられる書物はありませんでした。この本は受験生や、教師や、親たちに向けて書かれています。けっして難しいことは書いていない。しかしとても大切なことが書かれています。

私は青山氏のように、氏のような誠実さと、情熱と、「伝える力」を持って話すことができるようになりたいと思って来ました。そしてこの本を読んでその思いを強くしました。この人は、怒るべきことには真っ直ぐ怒ります。しかしそれでもなお、他者への思いやりに満ちています。

近年、書物を読んで号泣したことはありませんでした。しかしこの本ではどうしても一か所、涙が出て止まらず、読み進められない一文がありました。それは、硫黄島の戦いで生き残った帝国軍人が青山さんに語った言葉です。その言葉を読んで、私は嗚咽と、全身の震えが暫く止まりませんでした。

私はこの本を読んで、日本独立への戦いの決意を新たにしました。そして一人でも多くの日本人にこの本を読んでほしい。心からそう思いました。

▽【青山繁晴】異論と反論と報道の限界(チャンネル桜)
http://youtu.be/0rQCQs7sD7E



| 本の山 book review | 19:36 | comments(0) | - | pookmark | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリーを含むはてなブックマーク| はてなブックマーク - 『ぼくらの祖国』 青山繁晴著
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)
森川 友義

皆さんこんにちは!福岡の本山たかはるです。

今日は、前の記事でも少し触れました『若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?』という新書をご紹介します。すでに多くのウェブサイトや雑誌でも紹介されているので、ご存じの方も多いかと思います。

この本は、早稲田大学で「進化政治学」を専門としている森川友義教授がブログで書いていた記事を再構成して刊行されたものです。
http://d21blog.jp/morikawa/

あとで気付いたのですが、森川教授の著書は以前に読んだことがありました。『なぜ日本にはいい男がいないのか 21の理由』という本です。こちらもお薦めの本です。

さて、『若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? 』について。このタイトルは秀逸ですね!私はタイトルを見ただけで読みたくなりました。若者が選挙で行かないと損をする理由と、その損害額の積算根拠もきっちり書かれています。

森川教授は若者の政治参加がいかに大切なことを縷々説明させるのですが、私がもっとも驚いたのは、(投票所で候補者を決められないなら)「鉛筆を転がして決め」なさい、とアドバイスするあたりです(54p)。

ざっくり要約するなら、≪だれに投票するか決められないから投票に行かないよりも、選挙に行って投票率を上げた方がよい。投票率があがった方が政治はマシになる≫というような具合です。

本書の冒頭でもデータを示して触れてありますが、若年層の投票率は極端に低く(20-40%)、高齢者の投票率は高い(70-80%)。この結果、政治家(公職選挙候補者)にとって若者は「日本に存在して居ないのと同じ」(22p)なのです。この結果、若者に不利な政策が採られることになります。

若者に不利な政策とは、例えば≪現在必要な予算≫を捻出するために≪国債という借金を重ねる≫ということです。福祉はより高齢者に厚く、いまの若い世代が生涯負う負担は増大するばかりです。

(例えば、今年度の補正予算で麻生政権は44.1兆円分の国債を発行。累積で国の借金は860兆円、国民一人当たり674万円になった)

その他にも、新しい政治理論や独自の視点もたくさん紹介してあり、非常に読み応えのある、かつ面白くて読みやすい本になっています。

一部を下記に紹介しましょう。

遺伝子レベルで投票行動はきまっている」(66p)
国会議員は各々の選挙区において、自分を当選させてくれる有権者のために働いている」(77p)
自民党も民主党もほとんど同じような政策になっていく(メラジアン有権者の定理)」(87p)
(官僚は)強大すぎるがゆえに改革は難しい」(149p)

詳しくは是非本書を買って読んでみてください。けっして損はしないと思います。

終盤で森川教授は、これから新しい政党が出てくるとすれば、それは「地方分権拡大・地球環境保護・財政赤字解消・官僚改革(天下り完全禁止)党」略して「分権党」であると言います。

いずれも共感できることばかりです。私は本書を読んでまさに「わが意を得たり!」といった感覚でした。そして非常に勉強になりました。是非、政治に無関心な若い世代の皆さんに(そして関心のある皆さんにも)読んでいただきたい本です。

そして、投票には必ず行きましょう!

9/20救う会九州:国民大行進にご参加下さい!

メールマガジン登録はこちら!

本山たかはる公式サイトはこちら!


| 本の山 book review | 23:27 | comments(1) | - | pookmark | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリーを含むはてなブックマーク| はてなブックマーク - 若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?
見沢知廉とは何だったのか


遅くなりましたが上京の報告を書いておこうかと思います。

9月6日土曜日、私は飛行機で福岡空港を発ち、東京へ着くと池袋へ直行してキンコーズで『民族派暴力革命論』を印刷、製本しました。
その夜は在京の同志と食事をし、翌9月7日日曜日、文京区にある見沢知廉の菩提寺「光源寺」へ向かいました。

寺へ着くと、すでに見沢知廉の御母堂とファンクラブの仲間がお参りを済まされておりました。私も、墓前に頭を垂れ、故人の冥福を祈ったのでした。その日は、夕方近くまで御母堂などと色んなお話をさせていただきました。

見沢知廉とは何だったのか。その答えはいまだに見つかりません。ただ一ついえることは、見沢知廉は戦後日本で最後の「作家」だったということです。

それは、見沢知廉が最後まで「作家らしくありたい」と思ったという意味で、最後の作家だったということです。だからこそ、自殺という最期に皆納得したのかも知れません。

しかし少なくとも私は、見沢知廉が自殺をしたとは思っていません。見沢知廉はまさに事故によって命を落としました。彼にはまだ書くべきことがあったし、言うべきことがありました。

それをいつも、感じさせられます。

墓参の間は抜けるような晴天でしたが、帰りの羽田空港は雷雨でありました。
| 本の山 book review | 19:37 | comments(4) | - | pookmark | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリーを含むはてなブックマーク| はてなブックマーク - 見沢知廉とは何だったのか

PROFILE

MOBILE

qrcode

CALENDAR

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

SPONSORED LINKS

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

SELECTED ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

LINKS

SEARCH